10月7日(日)28周年イベント開催!

ちろりん村創業28周年記念イベント 
      2012年10月7日(日)開催!



 「いつまでもトンボやメダカと暮らしたい!」と、1984年、香川県高松市で自然食品店として産声を上げたちろりん村は、この10月10日で28歳を迎えます。本当にこの間いろいろなことがありましたが、みなさんのおかげでなんとかここまでやって来れました。本当にありがとうございます。

 28周年記念として、ちろりん村倉庫ではガレージイベントを開催します。 また、日頃の感謝の気持ちを込めて、店舗では感謝セールを。 近くまでお立ち寄りの際はぜひのぞいてみて下さい。


             ちろりん村ガレージイベント
 普段は商品の仕分け・梱包のために使っているちろりん村東側ガレージまたはその周辺を解放して少しいつもとは違うスペースが登場します。倉庫ですからちょっとごちゃごちゃしていますけど。


【参加型パフォーマンス】午後1時から2時まで
芸術士、村井知之さんと参加者でパフォーマンス。参加費は無料

村井知之さんより
「つづけていける暮らし方・わけのわからないこととどうつきあうか・他者を受け止める・許容する・価値観はコロッと変わることもある、などを最近気にしている・考えているムライが、参加型プログラムをナビします。きてね!」

むらいぶろぐはこちら
http://mucaramel.exblog.jp/18914078/


【上映会『モバイルハウスのつくりかた』】午後4時から5時38分
監督/撮影/編集 本田孝義  映画『モバイルハウスのつくりかた』 上映会

「建てない」建築家、坂口恭平のドキュメンタリー。こどもだったころ秘密基地って作ったよね。今も覚えてるよ、あの感触。たぶんその時の気持ちのまま「家」を造ったのかな。お金をかけずに、自分で自由にデザインできて、メンテナンスも簡単。おまけに運べる。さて、いったいどんなものができあがったんだろう。。。

 料金:500円(会員/小学生以下は無料)オーガニックポップコーン付き(数に限りあり)

『モバイルハウスのつくりかた』公式サイトはこちら
http://www.mobilehouse-movie.com
本田孝義監督の製作日誌「『モバイルハウスのつくりかた』のつくりかた」は必読。


16時からの上映を見逃した方にはもうワンチャンス!
20時から【古書 なタ書】にて上映します。(残10人/500円)
by[高松ドキュんの集い]
問:238@cage.cc



【こだわり総菜販売】午前11時〜午後3時まで
五名畑さん/ナガオハウスさん/禾(のぎ)さんによるこだわり原料のヘルシー総菜/お弁当/お菓子など。

メニューが確定しましたのでお知らせします!

【五名畑】・・・・・カレーライス/雑穀コロッケ
【ナガオハウス】・・栗ごはん/ごはんパイ/サモサ/お茶/玄米コーヒー
【禾(のぎ)】・・・米粉の蒸しケーキ/米粉のクッキー

どれもおいしいよ!


【オリジナルスイーツ販売】午後3時から
ちろりん村大西夏子作、ちろりん村の食材で作ったスイーツでホンワカおやつタイム!メニューも価格もまだ決まっていませんが、以前にちろりん村店舗で時折登場していた手作りスイーツを覚えている方もいらっしゃるでしょう。たくさんの会員さんからリクエストをいただいていますが、久しぶりにイベントにて登場します。どうかご期待ください。




店舗では・・・・感謝の気持ちを込めて
【28周年記念セール】10月7日(日)〜10月14日(日)(10月8日は定休日)
野菜ジュース/トマトジュース/無双番茶/イチゴジャム/ブルーベリージャム/ゆずポン酢などなど、ちろりん村での人気商品を特別価格にて。10月7日はご都合が悪いという場合も大丈夫。10月14日まで継続しますので、ぜひこの機会にご利用ください。ただし売切れ御免です。おはやめに!



自然食品店 ちろりん村
香川県高松市上福岡町2058−2
087-837-2976







以上がプログラムです。
以下、その他諸々です。




会員の皆さんへ

「いつまでもトンボやメダカと暮らしたい!」と、1984年、香川県高松市で自然食品店として産声を上げたちろりん村は、この10月10日で28歳を迎えます。本当にこの間いろいろなことがありましたが、みなさんのおかげでなんとかここまでやって来れました。本当にありがとうございます。

 とにもかくにも昨年3月11日の福島第一原子力発電所事故です。トンボやメダカはこれまでもピンチでしたが、原発事故により決定的に大ピンチになってしまいました。テレビや新聞ではもうあまり取り上げられなくなってしまったけど(いや、最初からまともに取り上げていなかったけど)、放射性物質は人間が生み出した人類史上最も強力な毒です。

 生き抜かなければ。できれば西日本に移住をし、西日本で作られた野菜や果物を食べてほしいと心から思います。こどももおとなもみんなで内部被曝を避けなければなりません。それが今、ちろりん村が考えていることであり、そして、ちろりん村にできることなのです。本当に微力ではありますが。。。

 「生きる」ということ。それはいったいなんなのか。食べ物飲み物はもちろん大事。だけど、それ以外にも大事なことってあるよね。そんなことをぼんやり考えていた時に浮かび上がってきたのが二人の人物です。一人は村井知之さん。もう一人は坂口恭平さん。

 村井さんは香川県の人でアーティストです。芸術士として保育園児と一緒になって駆け回っています。坂口さんにはお会いしたことはありません。でも、テレビや本で見ました。彼は福島の子供達50人を熊本に疎開させました。この二人にスポットを当ててみたら、「生きる」ということのヒントのようなものが見えてくるんじゃないか、と感じたのです。

 今日、僕はちろりん村の畑でシオカラトンボを見ました。薄い青色をしたシオカラトンボ。もし、このシオカラトンボがどこにもいなくなってしまったとき、はたして、そこに人間は立っているのでしょうか。それはない。と僕は思うのです。ではどうすればいいのでしょう。それをみんなでちょっとだけ考えてみましょう。ごくごく当たり前の日常にそのヒントがちりばめられているかもしれないのです。
                     2012.9.10 ちろりん村店長 大西王仁







イベントに関してもう少し補足します。

◯芸術士 村井知之とみんなで
 参加型パフォーマンス
〜みんながたぶん今までにしたことがないことをします〜
〜おひるの1時から〜
〜ちろりん村の倉庫で〜


村井知之さんとは

音を鳴らしたり、絵を描いたり、踊ってみたり、ちょっと変わったコミュニケーション空間を演出してみたり。 また、芸術士として保育園児たちと遊び、走り回っている村井さん。 そんなふうにアーティストとして、パフォーマーとして活動している村井さんが作り出す不思議な世界を皆さんも体験してみて下さい。 
(ちろりん村のお店の奥に村井知之作のスペースがあります。ご存知でした?)



監督/撮影/編集 本田孝義
◯映画『モバイルハウスのつくりかた』 上映会

「建てない」建築家、坂口恭平のドキュメンタリー

坂口恭平さんとは

はじめて僕が坂口恭平を目にしたのはテレビの対談番組だった。対談相手は石田衣良坂口恭平は福島の子供達50人を熊本に疎開させたという。そんな話についてもなぜか二人の話はほとんどかみ合わず、最後に石田衣良が一人で登場して「坂口恭平の勝率は低い。」と言って番組は終了してしまう。なんてフェアじゃない番組なんだろう!と僕は思った。ははーん。最初から番組としての結論は決まっていたのね。。。なんて思うと同時に、成功しない、と全国放送で言われてしまった坂口恭平にすごく興味を覚えた。言っていることの多くは共感できることだったし。

さて。家を建てない建築家、坂口恭平が路上生活者に学びながら「モバイルハウス」を作る。そしてそれを本田孝義という映画監督がドキュメンタリー映画を撮るべくカメラで追う。スクリーンに映る坂口はたぶんすごくドラマチックだ。ドキュメンタリーであるのに。だが、映画を観終わった後のあなたは、このドキュメンタリーの延長上である目の前の現実社会を今までよりほんの少しだけ、いや、もしかすると、とんでもなくドラマチックに感じるかもしれない。そう。今これからあなたのドキュメンタリーが始まるのだ。


おしまい